休日診療

今日は夜6:30から、小児科医以外の医師のための小児救急医療の講習会、というややこしい勉強会があった。要するに、酒田市で休日診療所を始めたが、小児科医が全然足りない。それで他科の医師に小児科の研修をしてもらって、応援してもらおうという話。内科の先生を中心に沢山の医師が集まった。新潟大学小児科教授内山先生の実践的講演。色々勉強になった。お母さんたちがよくする質問の一つに風邪を引いたとき子供を風呂に入れていいのか?がある。これについても一つの答えが得られた。「長い間日本で、風邪の子供の入浴はよくないとされていたのは、おそらく銭湯が一般的だった頃、熱いお湯に長く入ることが多く、体力を消耗したり、湯冷めして症状を悪化させたりしたケースがあったためと考えられている。しかし、住宅事情が良くなり内湯が浸透した現在では、風邪の時でも必ずしも子供の入浴を控える必要はなさそうだ。どうしても気になるという人は、入浴の温度や入浴方法を工夫すればよいだろう。熱いお風呂、長風呂、お風呂遊び、洗髪などは避けるようにし、特に冬場は、脱衣所や浴室などをあらかじめ暖かくしておくことも忘れてはならないポイントだ。そして何より重要なのは、お風呂から出た後の対応だ。ぬるいお湯に入った時は上がったらすぐに服を着せた方がいいが、熱いお湯でよく温まった時は、まず寒くない場所で肌着1枚かバスタオルをまとう位にし、ほてりを冷ましてから服を着せるようにした方がいい。ほてりが取れないうちに服を着せると、汗をかいて熱が奪われ、かえって湯冷めしてしまうからだ。」もちろん話しは小児救急医療など多岐に渡った。今日は勉強したので嵐山光三郎のガンテイワインを飲んで熟睡。ほんとに旨い、それに安い。