夏の椿

正月休みも終わり、今日から診療開始。職員も変わりなく出勤、ちょっとゴタゴタに巻き込まれた人もいたけど。看護助手一名が今日から勤務開始。今年は4月から診療報酬が3.16%引き下げられる。医院経営に大きな影響を与えるのは必至。今ほど医院の理念が求められる時はないと思う。この環境下でこそ質の高い医療を提供し続け、同時に職員の生活も守る。経営者のモラル、理念が問われている。私が試されている、そんなつもりで今年一年臨みたい。初日は定刻に無事診療は終了した。インフルエンザ、胃腸炎を伴う風邪が流行り出した。丸岡医院初の試み、看護助手の導入、これがスムースに行ったのは、正直嬉しい。職員みんなが協力しあえればいいが。「夏の椿」ついによみきった。素直に面白い。変な話し、正月あんなに時間があったのに読めず、仕事が始まり忙しくなった途端に読みきった。前半は夜の睡眠薬がわりだった。半分ほど読み進んだら一気に読ませたね。大したエンターテイメントだ。話しが美しい。ただ老中田沼のことや松平定信などの時代背景が私の不勉強で、わかっていればもっと面白いかな。クライマックスの舞台になる深川別邸も絵で見れば仕掛の面白さがもっと増す。蒼火が楽しみだ。