空想力

脳の力とは空想力のことじゃないだろうか。能力というべきか脳力といった方がいいか。空想力、想像力、仮想力が脳の力の本質のような気がする、いろいろ本読んでると。鳥を見て空を飛びたい飛べると空想し、遠く離れた人を想い言葉を伝えたいと切望し仮想する。この空想仮想があったからこそ飛行機も出来たし携帯電話をも作った?人間を他の動物から分けたのはその空想力の強さじゃないだろうか。犬は空を飛びたいと空想するだろうか?鯨は地球の反対側にいる鯨に想いを伝えたいと仮想するだろうか?この空想できる脳を持ったことこそが他の動物との決定的な違いを生ん第一歩。今後もし脳がまた爆発的な増大をした時人間は次の変化をとげるかも。ただしどう変わるかはまさに想像もつかない。それは丁度犬の頭でいくら考えても空を飛ぶことは想像出来ないのと一緒だ。しかしこの強力な仮想力はやっかいな弊害をももたらしている。人間は時に自己否定をし自己矛盾に陥る。戦争をしたり、自殺をしたりする。この自殺のメカニズムはまだ解明されていないと思うがそこには人間の脳が持つ飛び抜けた仮想力の強さの持つ悪い裏面が隠されているような気がする。しかし、アスリートは空想しなければ強くなれないし、あらゆるクリエイターはアスリートにならなければ優れた創造は出来ないかも。