昨日NHKテレビを見ていたら味噌地蔵というものが出てきた。子供が病気になるとお地蔵さまにお願いし、治ったらお地蔵さまの口に焼き味噌の団子をくっ付けてお礼をする。こんな風習はどっかの国の土着信仰みたいだなとぼんやり見ていた。だがまてよ、そう言えば私が子供の時も似たようなのがあったぞ。子供の頃誰かが「はしか」になるとすぐにわかった。何故なら家の前の稲荷神社に赤飯が供えられているのだ。正確に言うと「はしか」が治ったお礼に赤飯を供えるのだ。まったく一緒じゃないか、酒田の土着信仰か。子供の頃私はそれを食ったことがある。私はあのころから罰当たりな子供だった。
