レクチャー

昨夜も寝付きが悪く、遅くまで本を読む。朝、大雨の中ズブ濡れになりながら犬と散歩。もうすぐ梅雨明け、を知らせる雨。五月雨を集めて速し最上川、の句はこの時期の句という。小牧の水道も上流からの水と道路に降った雨を集めて、濁流になり激しい勢いで流れている。さすがに魚はいない。濡れネズミになった二匹の犬を久しぶりに外でシャンプー、さっぱりさせたところで家に入れる。車で通勤。午前中近くの患者さん宅へ往診一件。午前中急患一名診察、県立病院に緊急入院させてもらう。忙しさで目が回りそうな午前中を過ごす。午前の外来終了したところで介護福祉士の面接一人。介護部門の責任者を同席させて面接する。診療終了後ビタミン、プラセンタ入りのスペシャル点滴をしてもらう。午後散髪、買い物その後鳥海で少し練習。ロングアイアン、スプーン、ドライバーなど長いやつを中止に練習。前後にウェッジの練習を入れながら。夜は肉系と魚系をミックスさせたオカズで、酒なしで。
毎日看護師から前日の患者さんの検査データの報告を受けている。新人看護師達が早く患者さん像を把握して欲しいから。時にはワンポイントレクチャーもしている。教科書を開いたり、インターネットで調べたり嘘を教えないよう気を使いながら。昨日はB型肝炎の話しと対光反射の話しをした。個別の知識は本に書いてあるから、全体の流れが分かるような話しを心がけている。脊髄は中枢神経に属しそこから末梢神経がでている。その末梢神経の反射や反応を見ることで中枢である脊髄の異常の有無とその部位を見る。同様に対光反射を見ることは脳幹の異常の有無を見ている。つまり対光反射や睫毛反射は生命活動を担う脳幹という中枢神経の異常の有無と部位を見るている。当たり前だけど。12対ある脳神経という末梢神経を借りて脳幹のどの部位に異常があるか調べている。ここに異常があるということは、生命予後に直結するから臨床では重要な意味を持ってくる。そのことを知った上で検査の手技や判定の仕方をマスターしていく。