品格

 8時半にようやく起きて犬の散歩。小牧川の増水は続いている。上流の雨というより雪解け水のせいか。春も間近かということか。

 金田一秀穗さんによるとによると国家という言葉に品格という言葉とは馴染まないそうだ。つまり品は俗世間とは違った価値をいう言葉であり、格は人がもつオーラのようなものをいう言葉。だから国家という言葉には合わないと。ようするに内舘さんや桜井よしこさんは朝青龍の品格の無さを責めているわけだが果たしてどうだか。

 ガッツポーズは品格と関係ないと思う。無断でモンゴルに帰り稽古サボってサッカーする、これはいけないこと。だけどあの崖っぷちから優勝したらガッツポーズの一つ出るでしょう。タイガーウッズだってまあとんでもないガッツポーズをする。

 桜井さんはさかんに品格をいうがあの人はそんなに品格のある人なのか知らない。むしろ彼女が価値観や品格を言う時、庶民を押さえる一つの道具としての側面を感じてしまう。国にとっては自己主張のない自制心に富んだ、個より公に重きを置く人の方が統治しやすいからね。まあ難しく考えないでも、とにかく決めつけない、レッテルを張らない、思考停止にならないこと。議論停止にならないこと。


 昼飯は隆月のワンタン麺大盛り。帰り道ぼた雪が降ってきた。雪はすぐに溶け根雪にはもはやなれない。ビーチゴルフで2箱練習して、その足でかんぽのへ。みんなゴルフに飢えているのか、月末に遠征しょうという話になった。夕食はすし海道の出前。決しておいしいとは言えないが。