船がゆれる

 5時半に起床。寒くはないが外はまだ夜が明けない。朝食を7時前に10分早めて貰い鹿児島南埠頭へ急いだ。屋久島、種子島行のフェリーは順番待ちで込み合っている。高速艇が欠航しているためだ。台風の影響というがやはり流木問題だろう。ようやくフェリーに乗り込んだのはいいけど座席がない。屋上の甲板に直座り。前途多難。


 フェリーに乗って1時間半、呑気な船旅は一変。外洋に出た途端大揺れ。誰かが乗せた犬は鳴くし飛沫は飛ぶし。それでも読みかけの「傷は絶対に消毒するな」は3分の2ほど読んだ。後半になると尚更面白い。まるで文明批判だねこの本は。


 種子島宇宙センターの芝生で昼寝。雲一つない晴れ渡った空をみながら寝転ぶ。遠くにサーファーが波乗りしている。


 夕食はホテルの近くの居酒屋で。鳥刺しなど地物の新鮮な食材を堪能。醤油系が甘いが味は東北人にはなじみの味。それと鹿児島もそうだったけどこちらは一般に盛りがいい。それとキュウリなどがうまい。生ビール2杯。