免疫細胞治療

 火曜日の外来はいつも忙しいのだが、農繁期のためか今朝はそんなでもない。日差しは強いがさわやかな初夏の気候。小牧川には今日も鯉が遡上していた。明らかに水温に左右されている。


 今日になっても花粉症は出なかった。やっぱり私は、ほぼ花粉症から脱却できたようだ。介護部門ミーティング、当院二階での日曜日のデイサービス開始を決めている。


 理科学研究所がiPS細胞を使って抗ガン作用のある免疫細胞を多量に作る方法を開発した。マウスだが、実際ガンを抑える作用も確認しているようだ。現在がん治療の3つの柱は、手術、放射線抗がん剤である。免疫細胞治療は第4の治療法として始まり、今はこれら3つの柱を補完する治療法として行われている。患者さん本人の血液が必要で料金も高く、保険適応もない、まだまだ広く行われているとはいい難い。これが契機になってこの治療法が広く認知されることを願う。