壺入り紹興酒

 3日間のグアム滞在もあっという間に終わって、今日はもう帰国の日となってしまった。7時40分の飛行機に合わせて、5時25分に慌ただしくバスでホテルを出発した。空港は想像した通り日本人でいっぱいだった。それでも出国審査などが終わって飛行機に乗ったら約4時間でもう仙台空港に到着した。そこから2時間半車を運転してようやく酒田に帰ってきた。今回のゴルフ旅行はスケジュールが甘く少し物足りなさを残した。いつもなら1日2ラウンド、少なくとも1.5ラウンドはしたかったところだった。スタート時間が遅かったのがその原因だが、もっと言えば宿泊とゴルフ場が遠かったのが悪い。オンワードに泊まり、オンワードのゴルフ場だからすぐ近くだと思ったら少し離れていたのが失敗。それでももし早い時間帯予約が取れていたらこうはならなかった。いろいろ学ばさせてもらった。




 唯一の成果は夏井まことの「炭水化物は人類を滅ぼす」を読み終えたことぐらい。「傷は絶対に消毒するな」もそうだったけど、彼の著書はチャレンジングで挑戦的である。かんぽ温泉に行く時間が早かったので、帰りにビーチゴルフで2箱練習。私のスイングは微調整の練習を繰り返すしか改善の道はない。夕食はサンマの塩焼き、ズキ芋と油揚げこんにゃくの煮物など。壷入り招興酒を2杯。壷入り招興酒は口が石膏で塞がっていた。金づちで石膏を端からコツコツ叩いて割る。紙と藁でできた蓋が顔をだす。堅く巻いたプラスチックの紐はハサミで切らないと切れない。アミノ酸たっぷりの芳醇な味と香りがした。