「マイノリティの拳」

ヘビー級ボクサーは圧倒的に黒人が多い。アメリカでは黒人は、マイノリティとも呼ばれている。数日前から林壮一の「マイノリティの拳」を読んでいる。ホセ・トーレスマイク・タイソンから始まりあのジョージ・フォアマンまで、世界チャンピオンの栄光と挫折を自身のインタビューで綴った力作だ。1980年代のアメリカボクシング界を支配した希代のプロモーターのドン・キング。その搾取ばかりが悪いとは言い切れない彼らチャンピオンの光と影。人種というアメリカ社会の闇の部分と人間の愚かさそして偉大さも透けて見える力作。という訳でこの所夜中に目が覚めると「マイノリティの拳」を読んでいた。そのせいか今日も遅く目覚め、慌てて犬の散歩。亀ヶ崎の家は診察できず。金曜日は外来が忙しい。ポリペクなど検査も多く気の休まる間はない。酒田病院に紹介1件。今日は母が丸岡医院のデイケアの日。週に二回デイケアに行っているが、その時間預けた家庭は楽だ。有料だがそれも介護保険の1割負担ですむし。今年最後の理事会、わずかながらも黒字が続く。医療経営はほんとに難しい。本日ボーナスを支給した、もちろん理事にはボーナスは支給されません。ということで理事会終了後は近場の平牧でロースの厚切りを食べ帰宅。某所からのお誘いもあり、ああ今日はちょっと飲みに行きたかったなあ。あしたあしたと。