闘うリハビリ

道路の雪もかなり溶けようやく春めいてきた。いつもの散歩、亀ヶ崎の家訪問はお休み。午前中丸岡医院に顔を出す。今年から祭日のデイケアを開始している。亀ヶ崎の入居者1名がお休みだった。陽気に誘われ鳥海ゴルフで2箱練習。左足に体重がかかるとまだ痛む。昼過ぎに急患を一人診察。午後久しぶりに遊佐町のパン屋さん「麦バク」に行った。日本海を見下ろす眺望の素晴らしさは相変わらずだった。お米で作ったパンがあり試食した。なかなか美味しい。聞けばすぐ近くの農家の美味しいお米を使っていると。早速紹介して頂いてお米を注文してきた。庄内地区でも鳥海山の麓のここの米は特にうまいと言われている。「遊佐ごはん」と称して、アルケッチャーノなど何軒かのレストランがリゾット、麺、デザートなど作って提供しているという。夕方かんぽの郷で温泉リハビリ。今のところプラスワンでのトレーニングと温泉リハビリを交互にやっている。3月にはドライバーの打ち込みを始め4月からはラウンドを開始したい。NHKで闘うリハビリと称して脳卒中リハビリの最前線を紹介していた。これまでのリハビリに対する概念を一変させるような内容だった。手術で右脳を切除した人がリハビリで動かないはずの左半身を動かす。脳は無限の可能性をもっている。我々が考える脳と体の仕組みは良い意味で裏切られる。リハビリしていくうちに新しい神経回路ができ残された脳細胞が自分の本来やる以外の仕事をしてくれる。つまりリハビリは筋肉をリハビリしながらその実脳をリハビリしているのだった。だから一度失われた機能を回復する過程は、まるで赤ちゃんが新しい機能を獲得する機能獲得の過程のようだった。だから発症何年か経過した脳卒中でも、決して諦めないで粘り強くリハビリを続けるべきだ。長島茂雄が言っていた、リハビリを一日休むと戻すのに2日かかると。歩けるようになるのに2年かかった、今度の目標は走ることだと。あいかわらず前向き。