入院患者

 右の頬にできたイボがもう少しで取れそうになってきた。イボの原因はウィルスなのでうつる。右頬の別なところにできたイボを前回永井先生に取ってもらった。この時は液体窒素を使った。また出来たわけである。今回はヨクイニンと紫雲膏でトライしてみた。本当はヨクイニンを一日3回内服するのだがせいぜい1ないし2回。それでも一月ほどたったら硬くなってなんか取れそうな雰囲気になってきた。最終的にはまた液体窒素のお世話にならなければいけないかも。

 日野原先生ネタをもうひとつ。先生は一日平均1600カロリーと摂取カロリーがかなり少ない。これが今流行の「CR」カロリスに結びつく。すなわち栄養素を確保しながらカロリーを65%程度に減らす。線虫、マウス、アカゲザルなどでは長寿の結果が出ている。先生の場合糖質が少なくタンパク質はやや多い。びっくりするのは脂質が多いこと。ほとんどが植物性の脂質だけど。こうなると先生も一種モルモット?96歳になったというのに、いやはや大変。


 二つの有料老人ホームが満床で、入院患者が22人いると一緒の状態である。普段は風邪や便秘などだが、冬の時期時は大変。というのも介護度が高い方は、自分では症状の訴えが少ない。介護の前線にいる介護員が個別に変化をキャッチするしかない。症状が軽いのに入院させることは出来ないし、かといって重くなってからではなおいけない。だから私にとっては22人の入院患者がいる感覚である。