新年会

 正月明けの外来も3日目。内視鏡のポリペクも再開したし、通常の状態になるのは来週からだろうか。

 頼んでいたアンチエイジングの新しい教科書が来た。4年ぶりの改訂だそうだで内容をみたら、大幅な改訂がなされているではないか。正月休みを返上して古い教科書を勉強した私はどうなるの。ページ数も300ページから400ページへ大幅に増えているし。重複はしているが、いずれにしてももう一度目を通さないといけないのは確かだ。

 夕方6時半から十全堂社の新年会。医師会と十全堂社はどう違うのかと言われても私には答えられない。最初に酒田地区の医師達が自発的に十全堂社を設立し、その後時の政府が必要にせまられ各地区に設立したのが医師会、とも話していた。忘年会は医師会として行い、新年会は十全堂社として行なっている。それから忘年会はホテルで、新年会は料亭でするようだ。

 軽く飲んで、しっかり食べて9時過ぎにはタクシーで帰宅。隣に座った先生も言っていたが料亭の料理は今や家庭料理のレベルになってしまった。以前は料亭の料理と言えば酒田の料理の最先端であった。必ず折りに包んで家庭に持ち帰ったものだ。家では家族が驚嘆しながらその料理を味わったのだ。今はその面影もない。小じんまりしたイタリアンの店やフレンチの店、それから中堅の和食の店が酒田の先端を走る。多分競争相手が多いのと店主のやる気かな。