優しくなれなければ生きる資格がない

 昨日より4、5度気温が下がったのじゃないだろうか。寒い朝。小牧の桜は満開、しかも散る花びらもない。
内視鏡検査数件。胃、大腸それぞれポリペクあり。新人教育をしながらの検査。


 火曜日にしては忙しい午前中だった。午後外来も込まなかったので、八文字屋に本を取りに行った。ジル・ボルト・テイラー著の「奇跡の脳」。脳科学者が自分におきた脳出血の一部始終を書いたもの。脳出血に陥った著者が奇跡の復活までの8年間を脳科学者の目で描いた。まだ第二章だがきわめて興味深い。アメリカで100万部売ったのも納得できる。

 夕方かんぽの郷へ。風邪気味で花粉症、ゆっくり身体を温める。久しぶりにアルコールを抜く。


 BS3で、レイモンド・チャンドラーの特集。「男は強くなければ生きていけない。優しくなれなければ生きる資格がない。」レイモンド・チャンドラー描く私立探偵フィリップ・マーローの台詞。なつかしい、もう一度読み返したくなった。