ヤツ目うなぎ

 成人の日6時に起床、暗い中をいつもの散歩。9時から休日診療がある、段取りをつけて散歩の後30分ほど英検の勉強。休日診療は昨年末の混雑は解消していたが、待合室はけっこう混む。患者数は午前中でせいぜい30人、午後20の50人ほど。薬は薬剤師2人体制で対応しているので早い。問題は受け付け。2人体制だが、仕事がはかどらない。というか人数が足りない。すべて新患なんで受け付け2人体制ではちょっと無理。インフルの患者さんがたくさんいる待合室にいるとうつされるし。


 昨日三川の戸田書店を覗いて「がん治療、体にやさしい医療への潮流」を手に取った。帯びに癌研の武藤徹一郎が我が友江川滉二君の遺稿と書いていたので買った。免疫細胞治療は私の患者さんにも受けている人がいる。進行癌に有効な数少ない治療のひとつ。朝の時間帯に読んでいるが、すばらしい本である。基礎医学者の本に時にある名文。やさしく書いているが、字句一つ一つに選び抜かれた証拠がみてとれる。優れた講義を聴く感じ。


 一緒に福岡伸一の世界は分けてもわからないを買い読み始めた。こちらは次男に勧められたもの。あいかわらずの名文。5時には休日診療も終わりかんぽの郷へ。一時間半ほど温泉に浸かって台町の江戸半へ。今日はサウナ仲間と地物のやつ目うなぎを食べに。

 昔の10倍の値段というが、魚屋さんで1匹1500円ほど。そんなにおいしいものではないが、この時期だけの旬のもの。歯ごたえはいいし、もちろん滋養豊富なものには違いない。サウナで渇いたところにビールを立て続けに空けた。ヒレ酒を一杯。最近の私にしては、完全に飲み過ぎ。それでも8時半頃には代行呼んで帰宅。長野のリンゴを食べてから就寝。