国民の警鐘

 良く晴れた朝ではあるがまだまだ寒い。朝の散歩は上っ張りを1枚脱いだ。小牧川沿いの寒暖計は7℃を指していたが、風があり冷たい。昨日今年初めて聞いたウグイスの声だったが、今日は桜の木やあちこちで聞こえる。この辺では桜にウグイスなのか。


 英検1級の作文の課題は「一般市民は裁判員として裁判にかかわるべきか」について意見を述べるもの。英語の前に日本語でも論ずることができない。硬い岩盤を小さな金づちで叩いているようなもの。いつ岩が割れるかわからない、何年たっても割れないかもしれない。


 昼休みに介護部門の会議を開いた。シニア松原の家は申し込みが増え、もう数名でまた満室になってしまう。日曜日の介護サービスが問題なので話し合い。亀ヶ崎の家は狭く対応できない。結局二階のデイケアのスペースを利用することになった。過不足なく介護サービスを提供するにはこれが正解だろう。



 検察審査会小沢一郎を起訴相当とした。数日前、小沢自身も相当弱気になっていたと見えてマスコミに「冷静な判断を願っている」みたいなことを言っていた。あれは焦りの現れか。いずれにしても田中、金丸、小沢と続いた日本の典型政治家の系譜がこれで終る。国民の中から選ばれた11人全員に下された審判であることも象徴的。同時に日本の検察に対する国民の警鐘でもある。