機械にやらせる

最近午前中の外来が忙しい。ずっと診察室を離れられない。新患や外来人数が少し増えてるようだ。風邪の季節がやってきた。電子カルテシステム、来月の十日以降実際にデモしてもらう。新しいシステムを導入するのはこれまでのシステムに慣れた人にとっては不安。なにも今更新しいことにチャレンジしなくてもという気持ちが働く。新しいことに対する不安や戸惑いもある。痛いほど分かるしそれが原因でやめていく人もいるだろう。だけど時代はそれを要求している。患者さんはますます情報公開を求めるし的確でスピーディーな診断も求める。来年以降診療報酬は必ずカットされ続けるだろう。医業が保険や国から守られ続ける時代はもう二度とこない。老人医療が無料の時代ががむしろ異常だった。そんな保険制度が破綻しないはずがないから。みんな気づいているんだろうが。電子カルテを含め機械ができることは機械にやらせる。我々は人ならではの患者サービスを提供して行かなければいけない。話しを聞く、説明をする、触れ合う・・。その為にも様々な合理化は避けられないのだ。自分達が時代の変わり目にいることを忘れてはいけない。今日また看護師一名面接。鳥海ゴルフ練習場で4箱200発練習。