「歳を取ることは恥ではない」

6時30分に起き部屋の風呂に入る。新庄ルートインの泊まりにも慣れて、結構寝れてる。7時からの朝食はバイキング、一周年記念とかで納豆汁がでた。昨日メーテールで食べ過ぎたのであまり食欲は無い、がしっかり食べて酒田へ出発。運転は秀二さんにお願いした。「マイノリティの拳」を読み終えた。なんと言っても最終章ジョージ・フォアマンが面白かった。私は1974年アフリカのキンシャサで行われたジョージ・フォアマンモハメド・アリとの歴史的一戦を当時テレビで見ていた。むろんアリが勝つと信じていたし、そう祈っていた。アリが奇跡の勝利を収めた陰で、ジョージ・フォアマンは敗北を受け入れられずに極度の欝に襲われてたとは。宣教師に転身したことはニュースで知っていた。その後38歳でカムバックし45歳で再びヘビー級王者に帰り咲いた。あの時世界中に発信された「歳を取ることは恥ではない」というフレーズと共にあの時のことは良く憶えている。今回「マイノリティの拳」でジョージ・フォアマンのインタビューを読み、彼が自分の最盛期を45歳頃と答えたのを知り驚いた。彼は歳を重ねパワーは失ったが経験を豊かにし、実際に強くなったと言いたかったのだ。「歳を取ることは恥ではない」という言葉が新たな意味を持って鮮やかに蘇ってきた。家ではあいかわらずミルキー中心のドタバタ生活が続いている。