発作

6時半に目覚め、ベッドでメールを打ったり今日の予定を確認したり。あまりの暑さで夜中に何回か起きてしまう。このまま秋かなと思ったが甘かった。アメリカの住宅バブルが崩壊した。株式市場では世界同時株安の様相を示し、激しい円高にもなった。住宅を買う時借金し、その証書である紙切れを担保にして、また金を借りたという。その結果例えば100円紙切れが何倍にもなって流通に広がってしまった。考えてみればおかしな話しで、これって落語の花見酒の類の話しじゃないか。一番最初の住宅を買った人がこけたらどうなるか。その人が借りた金額の何倍もの損失が生まれる。また借り換え借り換えでいずれこのバブルは必ず破裂するのは当然だったようだ。うちの職員も順次夏休みを取っていたが、そのお盆休みも終わりようやく通常勤務に戻った。スタッフがそろい企業検診もあり、内視鏡検査も多数ありで今日は忙しい。東京で浪人中の次男が夕方帰って来た。予備校の夏休みで数日酒田で骨休めだという。今週末にはまた東京に帰る。何を食べたいと聞いたら、外食するより嫁の作る夕食選んだ。母親にゴマすっているんじゃないが、この辺の対応が上手いのも次男である。ヒジキの煮物やサンマの煮付けなどで晩御飯を頂く。一眠りした深夜、母が狭心症発作を起こした。最近は発作もなく安心していた矢先のことである。そういえば昨日あたりから便が匂うとは思っていた。狭心症の引き金は消化管出血だろう。坑血小板剤を服用しているのでこの危険と隣り合わせだ。前回の入院の時も胃潰瘍からの出血が原因だったし。いろいろストレスも重なったのだろう。今日の当直は循環器じゃないので、明日朝一番で入院させようと思う。