「守り」

いみじくも今年の言葉は「守る」だと、先日秀二さんに言ったばかりだった。自分を守り、家族を守りそして病院と従業員と患者を守る。これまでの人生の失敗を糧に、生きてみよう。私の周回遅れの人生、75才を私の還暦と考え今後15年間真剣に生きてみよう。昨年末の事故の時、ぶつかる寸前頭の中は意外と冷静で、あっ骨が折れるかな、これで終わりかな、とか考えていたのだ。全治10日の打撲傷ですんだのも、やり残しをちゃんと済ませてから死ねとの神のお告げと解釈しよう。そして還暦は新たな人生の始まりと認識しよう。今日も雪だが昨日の勢いはない。歩いて通勤してるが足元がすべる、これはこれでリスク。外来はそんなに混まないが忙しい。大腸検査が1件。母が転んだ機会に調べてみたら、また貧血が進んでいた。病院の先生に電話して輸血をお願いした。退院してから半年たっていない。毎日が息を抜けない日々の連続。これからもこんな状態が続くだろう。諸行無常、懸命に生きていくしかない。嫁が病院に行き母に付き添ってくれているので私が夕食の係。チャーハン。相変わらず好評、と勝手に思い込んでいる。