9時から午後5時半まで荘内病院に缶詰め

 今朝は5時に起床した。昨日は寝入りに3時間2時間2時間、明け方に1時間半ほど眠った。8時間半と長く寝たが、後半の眠りは少し浅かった。今日は鶴岡の荘内病院で行われる緩和ケアの講習会に参加する。最近病院からの末期ガンの紹介が増えている。がん患者を地域の開業医で支える、というのが厚生労働相の方針だ。地域の病院も医師会もその前提で動き始めている。我々の施設も積極的にガン患者さんを受け入れていきたい。医師と看護師の力だけではとうていカバーできないので、介護員やデイサービスの力が必要不可欠である。

 今日は午前9時から午後5時半まで荘内病院の講堂に缶詰め状態だった。緩和ケアの講義もあったが、3人1組で行うロールプレイが大変だった。医師役、患者役、観察者役を経験した。若い研修医と接する機会もあまりないので、新鮮だった。進行ガンを患者さん役の研修医に告知する時は、思わず普段の診療にタイムスリップした感覚を覚えてしまった。ロールプレイは思った以上にリアル。5時にはすべての課題が終わって、最後はスマホを使って登録作業。これをクリアしないと厚生労働相が認定する緩和ケア医として登録が完成しない。50問のテストにすべて解答してようやく長い1日が終わった。自宅に向かう車の中で段々頭痛がしてきた。夕食は家族で伊豆菊に行った。特上チラシが美味しかった。口内炎だが醤油なしで問題なかった。少し早寝。