身体は知っている

 酒田医師会の訪問看護ステーションに往診の患者さんの訪問看護を1件お願いした。この暑さで寝たきりの患者さんは脱水の危険が出てきた。食事を十分に取れてるわけじゃないし、治療中の持病もあるしで難しい状態になることは稀ではない。脱水を避けるために補液が必要。うちの看護師も外来と訪問看護で目一杯で手が足りない。そんなこともあって今回医師会の訪問看護を利用することにした。人的資源や施設資源などあらゆるものを動員しないと難しい局面にある。


 最近は付き合いのある医師達との横のつながりが出てきている。病院を退院になったターミナルの患者さんが、うちの施設に入居する。病院には病院の、施設には施設の事情がある。包括医療を採用した病院としてはできるだけ早く患者さんを退院させる必要がある。しかし市内に療養型施設や老健施設の数は限られている。介護施設では一般に医療を必要とする患者を入居させることは難しい。うちの施設の場合限界はあるが、ある程度受け入れ可能である。夜間も何らかの介護や医療を必要とする場合、自宅であつかうのは楽ではない。今後連携はますます重要になる


 今日は木曜日午後休診で明日もお盆休み。ゴルフもない久々の休日である。ちょっと早い時間から本町温泉に行きゆっくりしたが、なんか風邪気味のような鼻づまりのようないまいちはっきりしない体調。明日は休みであることを身体は察知している。