ワクチンのmRNAが逆転写酵素の働きでDNAになることはない

 今朝は5時半に起床した。昨日は寝入りに4時間、トイレに起きてまた3時間と熟睡した。明け方も2時間よく寝た。ゴルフの疲れもあるが、花粉症の薬を飲んだので長い眠りになった。注射部位の筋肉痛は昨日1日あったが、もうない。インフルのワクチンと違って体のダルさはこなかった。少し頭が痛いのはワクチンの副反応というより、長く寝すぎたからだろう。これまでのワクチンは抗原となるタンパクを直接体に入れるのに対して、今回のワクチンは抗原となるタンパク質の設計図を入れる。この違いが体のダメージの違いになりそうだ。どう考えても設計図のみを入れるほうがダメージとしてはは少ないはずだ。

 しかしなまじ知識があるとmRNAがDNAに逆転写されて核の中に取り込まれるのではないかと恐れてしまう。しかしよくよく調べてみると、細胞内のmRNAが逆転写酵素の働きでDNAに逆転写されることはまずない。AIDSに罹患しているとDNAが核内に取り込まれることが可能性としては残るが、天文学的確率で低いことが分かっている。結局ワクチンのmRNAは極めて壊れやすく抗原として働いた後は消えて無くなる。だから我々としては注射した直後のアレルギー反応に注意すれば大丈夫。

 今朝の血圧は116/69、久しぶりの低さだった。月曜日の外来は少し忙しかった。午前中に往診が4件。午後からは新規入居者の診察はあったが、そんなに忙しくはなかった。定時に終わって帰宅しいつものコースを2周した。ビーチで2箱練習。夕食はいか刺身、マス味噌漬け焼き魚、筍ご飯、イチゴおとめごころ、台湾パイナップル。