無麻酔で

内視鏡検査は麻酔する場合と無麻酔でする場合とある。通常私は無麻酔でする。麻酔すれば痛みは少なく患者さんは楽。でも麻酔が覚めるまで帰れないし、麻酔による事故もあり得る。無麻酔では、痛みがこない様とくに慎重になる。患者さんの反応みながら、痛みが強ければ中止することもある。大腸内視鏡検査は苦しいし特に医療事故の多い検査だ。痛みは大事な判断基準でもある。患者さんが過度の痛みを感じる時は何かあるサイン。普通は10分程度で盲腸まで観察は終わる。胃内視鏡を飲めない人もいる。無意識のうちに自分でカメラを抜いてしまう。かなり苦しいんだと思う。開業して10年になるがそういう方が1人、2人いることは事実だ。でも定期検査にはみえる。こういう時には、麻酔をし、できるだけ素早く検査は終える。終わった時すいませんでしたと言われるが、謝りたいのはこっち。麻酔されてもほとんど無意識のうち、反射的にカメラを抜いてしまったりするのだ。そういうケースを除けば胃内視鏡で麻酔することは少ない。今日はヘルパーと介護福祉士と二人の方が面接にみえた。第二亀の家のスタッフも頭に入れ慎重に面接している。いろんなキャリアの人がくる。