天才の落日

 5時半起床、いつもの散歩。6時過ぎからビーチで1箱練習。ようやくいつものパターンが戻ってきた。

 今日は斎藤先生の肝臓専門外来。私は内視鏡検査1件終わってから、朝日カントリーで練習ラウンド。来週の日曜日朝日カントリーで県のサーキット大会がある。私はシニアでの出場だが、一般で出場する選手2人と一緒にラウンドした。ゴルフ場はけっこう混んでいたので、途中山菜取りなんかをしながら。ゴルフの方はあいかわらずで、いまいちはっきりしないスコアが続いている。

 急いで帰宅して軽くお腹に入れて、夕方6時半からの立川談志を聞きにいく。さすが立川談志、千人ほど入る希望ホールは一杯だった。約束通り喉が良くなったので酒田に来たと言い、客も拍手。最初私服で登場して小話やギャグを始めたので、このまま落語はやらないでまさか帰るんじゃないだろうなと思ったら、落語を一席演じた。長い噺だが、声に張りはないし、身体に力が入っていない。限界を感じた。天才清原も引退したが、その落日は悲しい。

 だいたい私が談志を意識したのは数年前のNHKのドキュメンタリーがきっかけ。すでにピークは過ぎていたのかも知れない。それ以前の談志と言えば政治家だったりひどい毒舌家だったり、落語とは関係ないところで有名だった。果たしてあのころ談志の落語は評価されていたのか。落語以外のところで勝負していたのではないか。たしかに談志の落語はすばらしいと思う。でも私には立川談志を神格化するような気持ちにはならない。