とんぼ返りで還暦祝い

6時に目が覚め慌てて起きる。今日は東京日帰りで7時10分の飛行機に乗らなければいけない。以前乗り遅れた前科のある羽田行きの第一便。犬の散歩もそこそこにシャワーをして朝食。時間ギリギリのためおにぎりは持参で庄内空港へ。定刻出発、定刻到着で東京は雨。京急線にのり品川で山手線に乗り換え神田で降りる。会場のベルサール神田には徒歩6分。セミナー開始30分前には到着した。教育セミナーであるが想像より多人数。資格更新のためなのか、年配者もちらほら。最近の教育セミナーは厳しく、昼もランチョンセミナーと称して休みなく講義が続く。帰りの飛行機の時間が次第に迫って来たが最後のセッションギリギリまで会場にいた。結局タクシーで羽田空港へ行く羽目になってしまった。庄内空港からまっすぐ湯田川温泉は九兵衛旅館へ。友達はすでに着いていて部屋でくつろいでいた。今日は鶴岡協立病院で共に初期研修を行なった4人と1年上の1人と合計5人で私の還暦祝。あれから20年経った。永井先生の発案で始まった私の還暦祝だが、皆さん忙しいところ集まってくれて感激だった。永井先生は1947年すなわち私の誕生年のワインまで探して持ってきた。東京からトンボ帰りした価値があった。みんななんで昔の些細なことを覚えているのだろうか。懐かしい話し、恥ずかしい話しにも花が咲いた一夜であった。九兵衛旅館は客扱いもよかった。若い中居さんも新しく入って行き届いていた。食事も食材はできるだけ地ものを使った美味しいものだった。夜の11時になってから旅館を抜け出しみんなで近くの居酒屋に行った。焼き鳥が本格的。豚の乳腺やヘラというのは初めて。最後に麦切りでシメテ旅館に帰った。みんなそれぞれ進む方向は異なるが、毎日悩み苦しみながらもぐっと堪えて毎日をがんばっている。結局還暦カウントダウンと称して毎年集まろうねということになった。