デジタル化

 5時頃目が覚め、6時前に起床。昨日も何回か目覚め、熟睡感に乏しい。いつもの散歩とビーチでの練習。英検はちょっと。テストは1月と思うと焦らない。

 キーワードはデジタル化すなわち情報開示。IT革命というが、この歴史的変化に若い人達は平気でついて行くが、正直私はやっとの思いでついていってる。昔は私は携帯をもたないとか、コンピュータは嫌いだなどと公言する人もいた。そんな人でも無理矢理PCを覚えたり、やむを得ず会社を辞めたり。多くのインテリと呼ばれる連中にもこのIT化電子化の波は襲いかかり、診療報酬の電子請求義務化を嫌って廃業する医師もいる。世の中が変わったことを認めたくない、これまでの成功体験もある。いまさら列の最後尾に並ぶことは出来ない。

 兄たちも携帯を持たなかった。母が危篤となり明日がわからないというギリギリの状況になって初めて携帯を持った。兄弟でのやりとりは疎遠になっていたし、必要最小限の連絡だけになっていた。いわゆる世間知らずになってしまってもしかたない。もしこの状態で70代に突入したら完全に世捨て人状態だろう。


 このデジタル化は深く静かに進行していて、実は世の中の常識や生き方などが今変わってしまっている。例えば挨拶だ。メールではいきなり本題にはいる。ところが年配の人にはこれができない。長々と挨拶があったりして、また用件をズバリと言わなかったりするから。また生き方、価値観は人それぞれと、最近大きく変わったことの一つ。

 来週総選挙の投票があり時代が大きく変わる潮目を目の当たりにしそうだ。私が思うにこの時落選する大物政治家は、このデジタル化情報開示化の見えない部分についてけなかった人々の気がする。歴代の総理大臣はブログを発信していたが、更新すら人任せなんじゃないだろうか。これでは苦しんでいる人に共感するのは難しいだろうし、真剣に他人の為に身を削ろうなどという発想は浮かばないだろう。この辺がしっかり見られるのではないだろうか。